胃カメラ

胃カメラ（胃内視鏡）には、経鼻内視鏡（鼻から入れる）と経口内視鏡（口から入れる）があります。経口内視鏡では高画素内視鏡を使用しています。それぞれ長所、短所があり、医師が状況に応じて使い分けます。

検診で要精密検査となった場合は、基本的に高画素内視鏡を使用します。
また、通常の検査でも患者さまに抵抗がなければ、より詳細な観察のできる高画素内視鏡による検査をご提案します。以前受けられた検査により「もう二度と胃カメラを飲みたくない」と思われている患者さまは、経鼻内視鏡による検査を一度お試しください。必要な検査を受けないまま放置しておくことは何よりも避けなければなりません。

当院では経口内視鏡検査の際、患者さまの希望に応じて、苦痛を軽減するため、鎮静剤の注射を使用しています。

胃カメラの検査費用

検査費用は基礎疾患などの状況により異なります。
胃内視鏡検査は保険診療ですので、検査費用に大きな差はありません。

生検を行わない場合	約5,000円～8,000円（初診料など含む　3割負担分）
生検を行う場合	約8,000円～12,000円（初診料など含む　3割負担分）

生検とは…病変かどうか疑わしい場合、組織を採取し顕微鏡で観察することで診断を確定させる方法です。

大腸カメラ

大腸カメラ（大腸内視鏡）の検査では基本的に鎮静剤を使用し、苦痛の軽減をはかっております。

また、内視鏡検査時に切除できると判断したポリープはその場で切除可能です。
施術の所要時間は5分～10分で完了します。
切除したポリープの病理結果は、後日ご来院いただいてお伝えいたします。

大腸カメラの検査費用

検査費用は基礎疾患などの状況により異なります。
大腸内視鏡検査は保険診療ですので、検査費用に大きな差はありません。

ポリープの無い場合	約5,000円～6,000円（初診料など含む　3割負担分）
ポリープを切除する場合	約20,000円～30,000円（ポリープの数により異なります）
生検を行う場合	約9,000円～15,000円（初診料など含む　3割負担分）

生検とは…病変かどうか疑わしい場合、組織を採取し顕微鏡で観察することで診断を確定させる方法です。

その他内視鏡関連機器

その他、早期食道がん発見に威力を発揮するNBIシステム、内視鏡施行時の状態を把握する生体監視装置、消毒を行う洗浄機なども備えています。